眼科医としてできること。

眼科医師の加藤浩晃です。 日本の医療のために、プライマリケア医やコメディカル・非医療者へ情報発信をしていこうと思います。                                                                                                            _                                                        

”眼科医”としてできること。

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はじめまして。眼科医師の加藤浩晃と言います。

 

尊敬している上司が実は若いときにブログを長い間していたことを知り、

それが刺激になってまたブログを始めることにしました。

 

「また」というのは、今までも『情報発信が必要!』と思ってブログを始めたことはあったのですが、

誰に対して情報を発信したいのか、そして何の情報を発信したいのかが定まらないまま、

『情報発信が必要』とだけ思ってなんだかんだの記事を書いていました。

 

誰に対してとか何をがブレているので読まれないのは当然ですし、

「目的」がないわけだから続かないのも当然です。

 

しかし、今回は違います。

 

最近までなんとなく考えていたことなのですが、

『眼科医として自分が今の日本に対してできること』

がだんだんと形になってきたからです。

 

自分が眼科医としてできることは簡単に言うと

 

『眼科医と眼科医でない人とのかけはしになること』

 

ここでいう眼科でない人というのは眼科でない医師だけでなく

コメディカルや医療に関係のない一般の人までを考えています。

 

眼科の業界は最近では

ヒトにiPS細胞が臨床応用されるようになってきたり、

抗VEGF薬の硝子体注射が開発されたり、

次世代の白内障手術であるフェムトセカンドレーザーでの白内障手術が始まったり、日進月歩で発達していっています。

 

しかし、医師の中でも眼科医以外で眼科のことをアップデートできている医師ってほとんどいないと思います。

こんな最新の難しいことだけじゃなくっても、

目の構造や結膜炎ということに関しても医師国家試験の時の知識で止まっている医師が多いのではないでしょうか。

 

『眼科医として今の自分にできること』

 

これを問い続けながらブログを始めようと思います。